「減給されたショックから立ち直るためのマインドセット」 7選~査定はあなたの価値ではない~

会社員日記

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わたしが初めて減給を受けた経験をまとめました。減給を受けたショックから立ち直れない方へ、少しでも役に立てれば幸いです。


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減給されたときの状況

経歴

プロフィール

社会人生活26年の49歳で初めての減給を受けました。担当業務と当時の経歴は次のとおりです。

  • 【37歳】2012年6月 人材派遣業界へ転職し、現在で12年目
  • 【47歳】2022年4月より営業企画の部長職
  • 【48歳】2023年4月から2か月間、過労で休職
  • 【48歳】2023年7月より復職、役職をすべて外され平社員として事務業務を担当
  • 【49歳】2024年5月 前年度の査定により減給を受ける


減給額

減給ダウン青

わたしの会社は年俸制です。月給に換算すると昨年度は428,000円でしたが、2024年度からは8,000円の減給で420,000円となました。

この額が大きいか小さいかは見る人によって違いますが、毎月ぎりぎりの家計で生活しているわたしにとって、大きなショックでした。家計がマイナス10,000円の月があるとすれば、これからその月はマイナス18,000円となります。それが12か月ですから、影響はとてつもなく大きく感じます。

役職手当がなくなるのと基本給を減らされることの精神的ダメージの違い

負担がのしかかる男性

大げさでなく、あまりのショックで家族にも伝えることができず、本気で死にたいとすら考えました。

日本はまだまだ年功序列で、問題なく仕事をしていれば次の年には昇給することがほとんどです。会社の業績や個人の営業結果によっては前年据え置きということはありますが、基本給を下げられることはあまりないはず。それだけに減給を受けるということは、まじめに仕事をしてきたはずの自分にとってはかなりの精神的ダメージを受けました。

いままで役職を降りたり担当業務が変わって手当てがなくなったことはありますが、基本給を減額されたことは初めてです。正直、吐き気がするほどのショックを受けました。

役職手当や業務手当が異動等で外されることは以前にもありました。これも減給の一つではありますが、その分業務負荷も減らされるので、納得できました。

一方、前年度の査定として基本給を下げられることは、あからさまに自分の仕事を評価してもらえなかったことになります。特に営業職のように数字で成果が出ない部門を担当していたわたしにとっては、過労で休職までさせられ復職してからも周囲の社員たちのためにも頑張ってきたという自負がありましたが、すべて自分がやってきたことを否定されたと気持ちでした。

死にたいくらいに落ち込んだ

落ち込む男性
  • どんなに頑張っても会社は自分のことを分かってくれない
  • 頑張っても評価してもらえないなら、頑張らなければよかった
  • 自分より頑張っていない社員が昇給を受けているのが耐えられない
  • 頑張ったところで来年の査定も減給されるかもしれない

こんな考えばかりが浮かび、しばらく会社では上司の顔も見たくないし仕事もやる気にならず、適当に仕事をして定時にさっさと帰る毎日でした。


立ち直るための考え方7選

past and future

いつまでも後ろ向きな考えをしていても、誰も慰めてくれないし何も生み出すこともありません。否定的な考えはやめることにしました。5月20日に減給の通知を受けましたが、6月から立ち直って業務に集中できるようになったのです。

考えを切り替えることができたのは、7つのマインドセットでした。

  1. 税引き後でいくら?
  2. 年収の何パーセント?
  3. 残業代があったら?
  4. くだらないことに使っていたと思えば?
  5. 今までのボーナスの増減幅は?
  6. 会社なんて理不尽なもの
  7. 減らされた分手を抜こう

次から詳しく説明します。

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1.税引き後でいくら?

給与明細書イラスト

今回の減給は月額8,000円ですが、これは給与額面です。実際の手取りとして所得税・雇用保険等で20%は引かれるとすると、本当の損失は5,600円。30日で割れば1日200円弱です。冷静に考えれば、日常生活に影響のない金額だと言えます。

2.年収の何パーセント?

円グラフ

今回の減額は、年収の約2%です。ある意味、前年度と据え置きだと勝手に決めつけて思い込んでしまうことにしました。これが10%、20%だったらどうかわかりませんが、とにかく全体としての影響を冷静に見るようにしたらショックを受けるほどのことではないと思えました。

3.残業代があったら?

残業する男性

これから残業をする月があったら、減額分なんてすぐに穴埋めできます。わたしの場合、残業代は1時間2,000円弱の計算になるので、年間で48時間分の残業代をもらえれば十分に取り戻せる計算です。繁忙期には残業がふえても上司は文句言わないので、1年間で挽回できるタイミングは十分にあります。

4.くだらないことに使っていたと思えば?

散財

毎月の給料、どうでもいいことに使っていた金額が10,000円くらい普通になかったでしょうか。わたしも考えてみたところ、無駄な飲食や使わないサブスクなどいくらでも出てきます。それを見直せば減給分はカバーできるし、そこに使っていた時間も取り戻せます。

5.今までのボーナスの増減幅は?

通帳を見て悩む男性

ボーナスの増減は、いままでも当たり前のようにあったはずです。ボーナスは減額されても仕方ないとすぐに割り切れますが、月給は減らされることが少ないためショックが大きくなるのでしょう。年収で考えればどちらも同じです。

来年は会社の業績が上がってボーナス上がるかもしれないですし、月給も同じことです。

6.会社なんて理不尽なもの

あざ笑う人

そもそもですが、社員を一人一人大切にしてくれる会社なんてこの世にどれだけあるのでしょうか。ほとんどが業績重視の株主重視で、会社は社員を使い捨ての道具としか見ていないものです。社員が会社を選んで入社するわけですから、文句があれば転職どうぞ、という世の中です。

会社に対して、役員に対して自分の努力や気持ちを理解してもらおうとすること自体、夢物語です。そう考えれば自分がされた査定についても「自分だから」と言うことではなく、「たまたま自分だった」と思えるようになります。

7.減らされた分手を抜こう

仕事で手を抜く女性

役職手当と同じように、給料を減らされたのだからその分仕事の手を抜いて時間単価を維持しましょう。減額された分を取り戻すために頑張って成果を上げて評価してもらうぞ、と考えるのも一つです。しかし私の経験上、さきほどの項目でもふれたように、会社は社員の努力を正当に評価してくれることはないと考えています。逆に減らされたなりの仕事をしてやるくらいの気持ちのほうが、さっさと気持ちを切り替えて仕事に前向きに取り組めます。

減給なんてくそくらえ

ジャンプする人

わたしの場合、そもそも今まで一度も減給がなかったのがラッキーだったのかもしれません。今の世の中、とくに40代・50代社員は給料減らされて当たり前と考えましょう。会社は社員の気持ちや都合なんて考えてくれないものです。

  • 減給なんてされて当たり前、気にする必要はない
  • 会社は社員の都合など考えてくれないもの
  • 無駄な出費の節約でいくらでもカバーできる

決まったものは変えられません。気持ちを切り替えて、逆に会社を利用して効率的に給料を受け取って生きていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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