先輩と営業同行する前に準備する4つのポイント(勉強のための同行編)~見ているだけではダメ~

女性先輩社員と同行する男性社員 会社員日記

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多くの場合、営業に配属されて最初にやることは、勉強のための先輩社員との同行営業です。この記事では、配属1日目からいきなり同行することもある先輩社員との同行についてを説明します。

同行の目的

目的ボードを持つ中年男性
  1. 自社商品をどのように説明・提案しているか先輩から学ぶ
  2. やることがない新入社員のスケジュールをとりあえず埋める

新入社員、中途採用社員を問わず、営業に配属されたらまずは自社商品をクライアントにどのように提案するかを学ぶ必要があります。社内デスクでロールプレイやEラーニングでの学習もできますが、もっとも簡単で勉強になるのは実地研修です。実際にクライアントの前に座って、先輩社員の提案を目で見て耳で聞き、そこから学ぶのは最高のOJTとなります。

最後に、常に忙しい営業部門の現場にいきなり配属になった新入社員の場合、人事から「あとはよろしく」で現場に放り投げられるケースもよくあります。「とりあえず仕事がないから先輩と同行」のように無理やりスケジュールを組まれることもよくある話です。

受け身ではなく自分から学ぶ姿勢を見せよう

たとえ新人、新入社員とは言っても、営業に配属されたからには立派な営業マンです。クライアントへの売り込みだけでなく、社内における「自分自身と言う商品の売り込み(アピール)」は始まっています。

何も指示をされていない、仕事を与えられていない時期だからこそ、積極的に先輩との同行で自分をアピールしましょう。同期社員との差をつけ、先輩や上司に好印象を植えるけることができます。

営業配属1年目は、割り振られたクライアントや地域などで、成果を短期間で出せるかは運によるところも大きいです。数字的な成果だけでなく、積極性を見せることで上司からの高評価も受けやすくなります。

事前準備のポイント4選

4本指

勉強のための同行と言えども、先輩任せにしてはいけません。とくに新卒社員は社会人1年目ということで、学生時代までは言われたことに正解すれば100点をもらえましたが、社会では自分から積極的に行動できることが1人前とみなされます。

たとえ先輩から見ているだけで良いと言われたとしても、最低限次の4点は準備しておきましょう。

  1. クライアントの会社概要
  2. 自分の経歴
  3. クライアントの商品/サービスについて個人的に馴染みがあれば、使い勝手の感想など
  4. 先輩社員とのコミュニケーション

1.については「上司と営業同行するときの5つの準備(共通編)~これだけおさえれば80点~」の記事にある「すべてに共通して準備しておく5つのポイント」の3に該当します。

1.クライアントの会社概要

クライアントの会社概要です。東証プライム上場のような超有名企業であれば必要ありませんが、会社名から事業内容が思い浮かばない会社のほうが圧倒的に多いものです。上司も営業経験が長ければ、そのクライアントに過去自分自身が担当として訪問している可能性もありますが、いまの担当者であるあなたがきちんと自分のクライアントを理解してるかを試す意味でもあります。

ホームページのコピーでも構いませんが、起業年、事業内容、従業員規模、売り上げ規模くらいは自分の言葉で説明できるようコンパクトにまとめましょう。

2.自分の経歴

履歴書

先輩との同行では、冒頭で「新人の...です」などとあなたのことを紹介してもらえます。その場でクライアントとの名刺交換となりますが、たいていの場合はそれであなたの役目は終わりとなります。

しかし場合によっては、あなたのことを先輩から話の流れで振ってきて話す出番が回ってくる場合もあります。そのような場合に慌てないよう、あなたの経歴くらいは話せるようにしておきましょう。

  • 出身地
  • やっていた部活動など
  • 入社した動機
  • 前職の経験(中途採用の場合)

この会話は、あなたが人前でしっかりと話ができるかどうかを試される意味があります。簡単なことかもしれませんが、実際に人前で何もしゃべれないような人もいるので、少なくとも営業マンとしてそのようなことがないかを見られていると考えましょう。

3.クライアントの商品/サービスについて個人的に馴染みがあれば、使い勝手の感想など

ユーザーとして評価する男性会社員

あなたは初めて訪問するクライアントですので、詳しい取引実績や営業状況については知らなくて当然です。逆に、一般ユーザーとしてクライアントの商品やサービスについてポジティブな感想を言えるようにしておくと、クライアントからの印象も良くなります。

4.先輩社員とのコミュニケーション

会話をする会社員男女

会社の外で先輩社員とふたりで外出するのは、起業なコミュニケーションのチャンスでもあります。失礼がない範囲で、移動時間やランチタイムでは、先輩に会社のことやプライベートについても聞いてみましょう。先輩社員も、あなたについてどんな人間かを知りたがっています。あなたの住んでいる場所、学生時代の部活、趣味などについても教えてあげれば、先輩社員との心理的距離も縮まり仕事がやりやすくなります。

まとめ

メガネのビジネスマン

営業部門に配属されてから、すぐに始まるのが先輩社員との同行営業です。ただ先輩についていけばいいということではなく、積極的に自分をアピールするチャンスと考えて準備しましょう。この時期のあなたの行動が、先輩社員からの好印象を得て今後の仕事につながっていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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