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はじめに
毎日のご飯でお世話になる炊飯器。5年以上使用することも多い家電ですので、買い替えは重要な決断ポイントになります。最近はいろいろな機能を備えているので、どれにするかは悩むところです。
最近の特筆すべき機能は、炊飯時の蒸気レスでしょう。備え付けのタンクに水を張っておくだけで蒸気が出なくなるスグレものです。
蒸気レスの炊飯器を買おうか検討されている方へ、わたしが7年以上使ってきた感想をお話しさせていただきますので、少しでも参考になればうれしいです。使用してきた機種を例に、できるだけ具体的に説明させていただきます。
結論、蒸気レスは妊婦さん・小さいお子さんがいるご家庭ではオススメです。ただし手入れが面倒です。
比較機種
2013年9月から7年半くらい三菱の蒸気レスを使用し、2022年1月に象印の通常型に買い替えとなりました。
購入価格は蒸気レス型(三菱)が2013年当時アマゾンで56,690円。通常型(象印)が2022年当時楽天で54,300円でした。蒸気レスとはいっても10年前の購入ですので今は性能がさらに改良されていると思いますが、基本部分は変わらないと思っています。二つを比較してのメリット・デメリットを挙げさせていただきます。
蒸気レスのメリット3選
湿気の心配がなくなる
当然ながら、蒸気レスの最大のメリットは湿気の心配がなくなることです。キッチンの棚に置いて使うと、どうしてもその上の段がある場合に天板が湿気てしまいます。カビを気にするストレスからも解放されます。
子供が水蒸気に触れる危険がない
炊飯器から上がる高温の水蒸気に、つい小さいお子さんは手を触れてしまうですよね。ある程度大きなお子さんであれば大やけどにはならないはずですが、もし赤ちゃんが自分でさわってしまうと反射的に手を引っ込めることができずに思いがけない事故になりかねません。
タイマーでお子さんが留守番中にご飯が炊けるように設定することもあれば、そのような事故の心配がなくなる機能があれば安心ですね。
においが気にならない
ご飯が炊けるにおいは食欲をそそるいいにおいだと思うのですが、わたしの妻も妊娠中はなぜかあれで気分が悪くなると言っていました。同じ意見の方も多いようです。ゼロになることはありませんが、蒸気レスだと格段ににおいは減ります。
蒸気レスのデメリット3選
水タンクのメンテナンスが面倒
最大のデメリットは、メンテナンスが面倒ということです。高機能のために炊飯器自体の構造が複雑です。通常型であればお釜と中フタくらいで済むのですが、さらに上記画像のカートリッジ(二つに分解する)と水タンク(白い部分と透明な部分を外す)を毎回洗剤で洗う必要があります。
炊飯器を洗う時間は通常型と比較すると、わたしの感覚では1.5倍くらいかかります。これが毎回なので、年単位で考えるとかなりの時間を費やすことになります。
部品交換ができなくなるリスクあり
いまでは上記の画像のように、旧型でも部品がネットショップで個別に購入できる場合もあります。しかし、メーカー側の家電の寿命はせいぜい5年くらいです。7年使って三菱製の蒸気レスでタンクが壊れた時にメーカーのサポートデスクに問い合わせましたが、メーカーでは部品はもう単体販売してないと言われました。
部品だけネットで個別に買えたとしても、それなりの価格設定になっていることが多いです。結局、部品が壊れるくらいの時期には丸ごと買い替えになると考えたほうがよさそうです。
老朽化とともに水タンクのセンサーが反応しなくなる
わたしが使用していた象印のNJ-XS104J-Wは、水タンクをセットするとセンサーが感知する仕組みでした。それが老朽化でだんだん反応しなくなり、炊飯スイッチが押せないときは何度もタンクの水を入れなおし、セットしなおしました。7年も使用すれば充分だったとは思いますが、これもサポートセンターに相談するまでは原因が自分でわからず、タンクに入れる水の量が多すぎ・少なすぎと考えて時間を浪費しました。
結局、この機能がもう正確に作動しなくなったことが最大の要因として、2022年に買い替えの結論に至りました。
まとめ
蒸気レスは画期的で便利ですが、手入れが大変なのと部品交換が将来的に心配というデメリットがあります。わが家は買い替えのときに、便利さより手間の削減がどうしても我慢できなくなったため象印の通常型へ戻りました。
ネットショップを見てみると、まだ蒸気レスは主流になっていないようですね。将来的に手入れがもっと簡単になって、標準機能になってくれればいいなあと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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